【女性ダイバー必見!】髪が痛まない!水中でも綺麗に見える髪型とお手入れ方法|女性イントラからのアドバイス

女性ダイバー向け豆知識
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ダイビングすると髪の毛が痛みそう・・・
水中で髪の毛が邪魔・・・
水中で撮ってもらった写真を見たら髪の毛が炎のように上に上がっていた・・・

という方のために
毎日潜っていても綺麗な髪の毛でいられるコツを女性インストラクターが解説します。
この記事を読めば髪の毛が綺麗なダイバー、水中でも陸上でも美しいダイバーを目指せます。

「海に入ると髪が痛むもの?」コツを知っていれば髪は痛みません

イメージ的に「海=髪の毛が痛む」と思っている方が多いかもしれません。
しかし、毎日ダイビングをしていた私は「髪の毛が綺麗」とよく言われていました。
もちろん何も気を付けなくても綺麗でいられるわけではありません。
髪が痛むメカニズムを知ってそれを回避するように心がけましょう。

髪の毛は濡れると痛みやすい。濡れた時の対処が重要

髪の毛は濡れると髪の表面のキューティクルが開きやすくなります。
そこにいろいろな刺激が与えられるとキューティクルがはがれ痛んでしまいます。

大切なのは海水で濡れた時、濡れた後に髪の毛が動かないようにすること
ダイビング前に髪の毛をしっかり結び、ダイビング後には特別なトリートメントをしていてもエキジット後のボートや車の中で濡れた髪を風にたなびかせる・・なんてことをすればすぐに髪の毛を傷めてしまいます。
海ではシャワーを浴びて髪の毛が乾かせる状況になるまで髪の毛をしっかり固定しておくことがとても重要です。

元へなちょこ<br>ダイバー
元へなちょこ
ダイバー

*ガイドの髪の毛はなぜ金髪になるの?*
真夏の終わりごろガイドの髪の毛が金髪になるのを見たことある方は多いでしょう。
実は金髪になるのは潮水に濡れたまま強い直射日光に当たった部分だけなんです。
ですから短髪の場合全体的に金髪になりますが、ロングで束ねている場合は表面の部分からグラデーション的に金髪になります。
私が美容院に行くと「こんなに自然な感じに金髪にするにはどうしたらできるんですか?」とよく聞かれました。「自然に・・」としか答えられませんでしたが。

髪が痛まず水中でも綺麗に見える髪型とは

髪の毛はしっかり結ばないとふわふわと揺れて髪を傷めます

前章で髪を傷めないためには濡れた後も髪の毛がばらつかずしっかり固定できていることが大切だとわかったはずです。
水中でもしっかり固定してあれば上の写真のように髪の毛が炎のようにゆらゆらと舞い上がったり、マスクの前に来て視界を遮ったりすることはありません。

結べる髪の長さの場合はお団子・三つ編みがおすすめ

海の仕事をしている女性に長髪が多いのは結べるとお手入れが意外と簡単だから
(ショート・ミデアムの場合は結べない分、水中で髪の毛を傷める要素が多いのとこまめにカットが必要)
痛まないように髪の毛を固定するにはロングの方が都合が良いのです。

おすすめ1:お団子ヘア

しっかりとしたお団子ヘア

お団子ヘアは、マスクのストラップを意識して高さを作ることがおすすめ
マスクのストラップは耳の位置より下がるとマスクに水が入りやすくなるのでちょうど耳の高さを通ることが理想です。
その位置にストラップを固定できるようにお団子の高さを意識して作ってみましょう。
マスクのストラップにカバーをされている方の場合、お団子を耳の高さよりやや下にするとマスクストラップが下がらずストッパーになるのでおすすめです。

お団子ヘアでストラップカバー付きのマスクをした図
お団子があるのでマスクストラップがこれ以上落ちたりしません

マスクのストラップカバーをしていない場合はストラップの形状をしっかり利用します。
ストラップの間にお団子を入れる感じにするとマスクストラップが上にも下にも動かないのでマスクがずれないか心配・・という方にはとてもおすすめ

お団子ヘアをマスクストラップの間に入れた図
お団子をマスクのストラップの間に入れるとストラップが上下に動かなくなるので安心
元へなちょこ<br>ダイバー
元へなちょこ
ダイバー

*お団子ヘアで気を付けたいこと*
お団子ヘアをする場合、ヘアピンを使う方がいらっしゃいますが、ヘアピンは海水に浸かるととても錆びやすいです。
また、海の中やボートの上で落ちた場合見つけにくく海中ではゴミになり、ボート上では錆でボートにこびりつき運が悪いと足を怪我することにもなります。
お団子はできるだけゴムだけでセットしましょう。

おすすめ2:三つ編みヘア

ゴムでしっかり止めた三つ編みヘア

しっかり編んだ三つ編みヘアも髪の毛がしっかりまとまるのでおすすめです。
私もずーっと三つ編みヘアでした。

三つ編みもマスクのストラップを意識して結ぶ場所を決めるのが理想。

マスクのストラップカバーをしている方の場合耳より下に結び目を作ると良いです。

三つ編みヘアでマスクをしている図
結び目があるためマスクストラップがこれ以上落ちたりしません

または程よい長さの場合は上の方でポニーテールにして下の結び目との間にマスクストラップをすればストラップは動きにくいです。
(私はいつもこのスタイルでした)

ポニーテールをしてから三つ編みスタイルでマスクをした図
最初の結び目と2つ目の結び目の間にマスクストラップをするのも上下に動きにくいのでおすすめ

マスクのストラップカバーをしていない場合、ストラップの形状をしっかり利用します。
ストラップの間に結び目を入れてしまう感じにするとストラップが上下に動かないのでマスクがずれないか心配・・という方にはとてもおすすめ

三つ編みの結び目をストラップの間に入れ込んだ図
結び目をマスクストラップの中に通すとストラップが上下に動かないので安心

前髪をうまく固定する方法

ダイビングでは前髪もしっかり固定するのが理想

前髪が長いままだとマスクをするときにも邪魔になったり、水中でも視界を遮ったりびょ~んと髪の毛が立ち上がったりして良いことはありません。
うまく固定するのがダイビングでは賢い方法です。

おすすめ1:パッチン止めで前髪をしっかり固定

大きめのパッチン止めで前髪を止める

ヘアピンは錆びるし落ちやすいので大きめで落としてもわかりやすいパッチン止めで前髪を上げて固定するのがお手軽で良いです。

おすすめ2:カチュームやヘアバンドで前髪をしっかり固定

ヘアバンド・カチュームなどで前髪を上げてしまうのもOK

プラスティック製のカチュームやヘアバンドで前髪を固定するのもおすすめです。
ただ、太いものだとマスクをしたときに当たって痛くなったりするので細目・薄目のものを選び、前もってマスクとの相性を確かめた方が良いです。

おすすめ3:ゴムで前髪を結んで固定

前髪をゴムでしっかり結んでしまうのも手

見た目を特に気にしないのであればゴムで結んでしまうのもOKです。
結んだままでも若い人ならかわいいですが、前髪がこすれるのが気になるようでしたらパッチンどめで押さえておくのも良いでしょう。

結べない髪の長さの場合は太めのヘアバンド・バンダナ・フードがおすすめ

結ぶことができないショートヘア

結べない髪の長さの場合でも、とにかく髪の毛が水中でふわふわと揺れないようにするのが理想です。
そのためには布のようなものを巻いてしまうのがコツです。

おすすめ1:薄地で太めのヘアバンドまたはターバンで髪を押さえる

私が見てきたダイバーの中でこれは格好いい実用的でいいなと感じたのは太めのヘアバンドまたはターバンです。

ヘアバンドまたはターバンの中に髪の毛を収めてしまうと髪の毛は痛まない
太めのヘアバンドにマスクをした図
手軽でほとんどの髪が隠れるので理想的

いろいろな色、柄のヘアバンドが沢山ありますが生地の厚さは薄いものが理想
ラッシュガードのようなものを選べばすぐに乾きます。
無造作に耳も隠すようにして頭の上まで巻いておけば髪の毛は動かず、水中で陽にも当たらないので髪も耳も日焼けせず(意外と耳に日焼け止めするのは面倒なので)で合理的。
見た目も使い勝手もおすすめです。

おすすめ2:バンダナをかぶって髪を押さえる

見た感じ格好いいのはバンダナです。

バンダナなどで髪の毛をまとめる。最近は帽子風になっているのもあるので便利
バンダナを巻きマスクをした図
少し毛先は出ますが水中で見ても格好いい

バンダナもいろんな色柄があり個性を出すには良いと思います。
布も薄目で洗えばすぐに乾くし、安いので何枚もそろえることが可能
ただ、バンダナを被るにはちょっと慣れが必要。水中で外れてしまいそうになっているダイバーを何度か見たことがあり、ちょっと難しそうだなと思いました。
おしゃれ優先という方にはおすすめです。

おすすめ3:フード・水泳帽で髪を押さえる

見た目よりも機能性を重視するのであればダイビング用のフードまたは水泳帽をおすすめします。

初心者には抵抗があるかもしれませんがフードをかぶるのが一番効率的

頭に沿った形なので髪の毛が絶対に暴れず髪が痛みにくいです。装着も簡単。
暑いところでは水泳帽または薄手のフード
寒いところではウェットスーツ地のフード
と使い分けると良いと思います。
フードは熱いというイメージがあるかもしれませんが首などの日焼け防止にもおすすめです。

髪を大切にする人のダイビング後のお手入れ法

綺麗な髪を目指すならアフターダイブのケアも大切

ダイビング後の髪の毛のお手入れで一番重要なことは
シャワーを浴びるまで髪の毛は風などにたなびかせないように気を付けることです。

潮水で濡れたままの状態で風にたなびかせたりして髪の毛がこすれる状態が一番髪を傷めます。
髪を結んでいる方はダイビングが終わってもシャワーする時まで結んだままでいる方が良いでしょう。
結べない方は帽子などをかぶるようにして髪の毛がこすれないように気を付けましょう。

シャワーでは・・・
しっかり潮を落とし、シャンプーしたらトリートメントを毎回します。
洗い流すタイプのトリートメント後に、へアオイルをつけておけば完璧です。

乾かす時は・・・
タオルドライでは髪の毛をこすらないよう程々に叩く感じの方が痛みません。

髪の毛を大きめのくしで最初は下の方から梳かし、徐々に上の方まで梳かします。

ドライヤーがない場合は先っぽにたまった水分を叩くように軽くタオルドライして終了
そのあと乾くまで風などにたなびかせないように注意します。
(風がある場所では結ぶなどの注意が必要)

ドライヤーがある場合は前かがみになり髪の根元からかけるようにし毛先を乾かし過ぎないように注意します。

まとめ

ダイビングでの髪のお悩みは

  • 工夫して髪を固定すること
  • 髪を潮水に濡れたまま風などにたなびかせない
  • ダイビング後はダブルトリートメント

をすることで解消できます。

是非試してみて下さい。

楽しいダイビングを!!

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