【ダイビング用】快適水着の選び方|女性インストラクターのおすすめ!!

女性ダイバー向け豆知識
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ダイビング用に水着を買おうと思うけど・・・普通の水着でいいのかな?
ウェットスーツを着るらしいけどそもそも水着は必要?

初めてダイビングされる方、すでにダイバーだけどどんな水着がいいか迷っている方のために
ダイビングで快適に過ごせる水着の条件、やめた方がいいデザインなどを女性インストラクターが解説します。
快適水着を手に入れてダイビングをもっと楽しみましょう。

ウェットスーツの下に着る水着のおすすめはシンプルなスポーツタイプ水着!

ダイビングでは体の保護・保温のためにウェットスーツを着ます。
時々水着を着ないでウェットスーツを着用する方も見かけますが、それは一日中ウェットスーツを脱がないという条件。
ほとんどのダイバーの場合、ウェットスーツをずっと着ていると疲れるので水面休息中は上半身脱いだりウェットスーツを全部脱ぐこともあるので水着は必須。また衛生的に考えても水着を着た方が安心です。

基本的にウェットスーツの下の水着はどんなものでも着用可能ですが、
これから購入する方へアドバイスするのであればこんな水着をおすすめします。

おすすめ水着のイラスト
ダイビングにおすすめの水着


ウェットスーツの下に着るものなので以下の条件が理想です。

  1. シンプルなデザインであること
  2. セパレート(ビキニ)の水着であること
  3. 生地が厚くなく水切れが良い
  4. パンツは黒っぽいもの
  5. 三角ビキニではなくてスポーツブラ系

それぞれ理由を解説します。

シンプルなデザインであること

フリル・リボン・ひもなどがついていないものが良いです。
ウェットスーツは体にぴったり沿ったものが理想ですしその方が格好いいです。
その際、水着にリボンなどがついていると布が内側で丸まったりしてポッコリしてしまい見た目が悪いだけでなく、時間が経つとうっ血して皮膚が痛くなる場合もあります。
すっきりとしたシンプルなデザインを選びましょう。

セパレート(ビキニ)の水着であること

上下が離れている水着だとトイレに行く場合にとても便利です。
また、濡れたものを着ていてると気化熱を奪われて寒くなるので布の面積が狭ければその分寒さを感じずにすみます。

生地が厚くなく水切れが良い

かわいらしいモコモコとした布や厚めの布は水切れが悪くいつまでも濡れていて体を冷やします。
できるだけシンプルでちょうどいい薄さの水着を選びましょう。
ラッシュガードのような布が目安です。

パンツは黒っぽいもの

生理の時も潜りたい!という方はパンツは黒っぽいものを選ぶと良いでしょう。
水着パンツの上に生理の時はレギンスを着るという手もありますが念には念を入れて黒を選んでおけば安心です。

三角ビキニではなくスポーツブラ系

女性っぽさを出したいなら三角ビキニもおすすめですが、純粋にダイビングだけを楽しみたいのであればスポーツブラ系がおすすめです。
ウェットスーツの上半身を脱いだままボートに乗っても風で水着がはだけることもないし、食事やログ付けの時に前かがみになっても胸が見えそうになったりしないので気を遣わずに過ごせます。

ダイビングにはおすすめできない水着とは・・・

お店に行くとかわいい水着がいっぱいです。
でも、ウェットスーツの下に着るとするとそれはちょっと考えもの
おすすめできない水着はこういったものです。

おすすめできない水着のイラスト
ダイビングにおすすめできない水着
  1. ワンピースの水着
  2. 大きな金具がついているもの
  3. フリル・リボン・スカートなどがついているもの
  4. ひもで結ぶもの

困る理由を解説します。理由がわかればそうじゃないものを選べますよね。

ワンピースの水着

ウェットスーツの下に着るにはとても良いように思えるかもしれませんが、ダイビング前後にトイレに行く場合にとても大変です。
また、水面休息中お腹が濡れていますから気化熱を奪われ寒さを感じたり、お腹が冷えやすくなります。
体形に自信がない方はワンピースを選びがちですが機能的なことを考えるとセパレート、できれば布地が少なめのものを選び、水面休息中は上に何かを羽織ることをおすすめします。

大きな金具がついているもの

適度な大きさの金具ならば問題ありません。
しかし、ウェットスーツで締め付けられたときに肌に当たるほど大きな金具の場合、時間が経つごとに皮膚がこすれ傷つけてしまう恐れがあります。
また、ウェットスーツの上からも金具の部分が浮き出てあまり見た目も良くありません。
なるべく大きな金具を使っていないものにしましょう。

フリル・リボン・スカートなどがついているもの

体形をカバーしたりかわいらしく見えるフリルやスカートですが、ウェットスーツを着るとその部分の布がよれてしまいウェットスーツをきれいに着ることができません。
フリルのあった部分のウェットスーツがもっこりと膨れ上がってしまったり、最悪の場合はその部分の皮膚が押されて痛くなってしまったりします。
スカートなどはできれば取り外しができるものを選ぶようにして、ウェットスーツ着用の場合は取り外してから着るようにすると良いです。

ひもで結ぶもの

ひもで結ぶものを奨励されている方も多いですが、私は経験から考えるとあまりお勧めしません。
理由は、結び目がウェットスーツとの間に挟まると痛い場合があります。
皮膚の弱い方だと青くなってしまうことも。
また、ウェットスーツを脱ぐ場合に引っ張りどころが悪かったり、何かに引っかかったりすると・・
ひもを引っ張ってしまってポロリということもあります。
それを防ぐために二重結びをすると結び目が痛くなる・・という悪循環。
出来たらひもで結ぶものではなくパッチンと留めるもの、またはそういったものがないデザインをおすすめします。

条件に合う水着が見つからない場合は上下別々に探すのがおすすめ

ウェットスーツの下に着る水着を探してもなかなか自分の条件に合うものが見つからないという方多いと思います。
私も以前はお店に探しに行ったり、インターネットショップを時間かけて探してみたりしましたが
見つかるのは海水浴用の水着やフィットネス用のセパレート水着ばかり
シンプルでかわいい水着はなかなか見つかりませんでした。

最近は上下を別々で購入するようにしています。
シンプルなスポーツタイプの水着の上は
スポーツブラの水陸両用のものを探すと色も柄もかわいいものがたくさんあります。
水着の下は特にこだわらず黒であれば良いので丈も好きなもので選べます。

また、上下別で買える利点は上下のサイズを別々で買えること
今まで下に合わせると胸が・・・・胸に合わせると下が・・・と言っていた方もちょうどよい水着が手に入ることになります。

おまけで揃えるならラッシュガード&レギンス

ウェットスーツの下は水着だけで十分ですが
体型に自信がない・・生理だから不安・・日焼けしたくない・・・という方にはラッシュガードやレギンスの着用をおすすめします。

体型・生理・日焼けに不安がある方は黒や黒っぽい色をおすすめします。
最近はSp50 の生地でできているものもあるので日焼けが気になる方はそういったものを選ぶのも良いでしょう。

ラッシュガードやレギンスはぴったりとしたサイズを選んでください。
ゆるいものだとウェットスーツを着用する際にしわになりウェットスーツが着にくくなります。
(ぴったりしたサイズならウェットスーツが滑って着やすくなります)

元へなちょこ<br>ダイバー
元へなちょこ
ダイバー

*ラッシュガードを着用する際に気を付けること*
ダイビング後ラッシュガードを濡れたまま着用している方がいますが、濡れたままだと気化熱で体温を奪われ体が冷えてしまいます。
水面休息中は乾いているものへ着替えることをおすすめします。
陸用にラッシュガードの替えを準備するか普通のT-シャツを用意するなどの工夫が必要です。

まとめ

ダイビング用の水着はウェットスーツを着るのでなるべくシンプルな水着がおすすめです。
トイレに行くことを考えるとワンピースではなくセパレートであること
材質も乾きやすいものを選ぶと良いでしょう。

最近は水着+ラッシュガード+レギンスで全身を覆う方もいらっしゃいますが
濡れると水面休息時に体温を奪われるので陸上では乾いたものに着替えることをおすすめします。

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